妊娠6か月の時に実家に帰った時の事です。
父「お腹出てきたな。今度の同窓会までに産めんかね?みんな孫の話しとるに、お父さんだけ仲間外れや。辛いわ。お前に俺の気持ちわかるか!めぐみ(私)はよ産んでくれ!」
私「同窓会って1年後くらいなの?それやったら間に合うよ。」
父「来月や、あかんか?」
私「無理や、そんなもん!」
父「それよりめぐみ、順調なんか?」
私「こんなにお腹出てきたよ。」とみんなに見せびらかしました。
私「すごいやろ!」
その頃弟は太ってたので、自分のお腹を見せながら、 言いました。
弟「僕のほうがお腹でとる。おねえなんかに負けるはずねー。このお腹見てみ?絶対俺が勝つて!」
私「いや、そんなことはない。私の方が出とるて!妊婦と張り合うの?あのねえ、今、テンパー(弟)の方が仮に大きかったとしても、どんどん私の方が大きなって、絶対テンパーが負けることになるんだからね!」
弟「でも今は俺の方が勝っとるって。二人とも腹でとるで写真にとって残しとこ!」
写真を撮りました。この時弟は息を思い切り吸ってお腹を膨らませたのに、私の方が大きいのを知り、悔しがりました。
数か月後、とうとう予定日となりました。私は実家にいました。
予定日を過ぎてもなかなか産まれないので、私は大股開きで毎日毎日ジャンプし続けました。
私「何やっとるんじゃ!はよ出てこんかい!何ぐずぐずしとるんや。あ~もうじれったい。」と言いながら。
父「まだかね?同窓会あるんやけど。」
と毎日聞きに来ます。父は同窓会で友達たちが孫の話をしているのに、自分だけよけもんなので辛いのです。
でも、産気づきません。
私は赤ちゃんを怖がらせているかもしれないと思ったので、
私「私のかわいい赤ちゃん、ママはあなたが大好きだよ。早く会いたいよ。みんな会えるのを待ってるんだよ。早く出てきてね。怖くないよ。」
と言ったら翌日生まれました。
何週間たって、母が自分のおっぱいを赤ちゃんに吸わせていました。
それから何か月して、弟が自分のおっぱいを飲ませるのに挑戦していました。
うまく飲ませられないので無理やり押し込んでいました。