テンのめぐみ

笑い・双極性障害・PTSD・受験・開運・心の子育て・幸せになるために・セラピー・スピリチュアル、まだまだありますが、笑顔になってほしいから書いてるブログ

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解答用紙に「あぶり出し」って書いて提出した高校時代

 
 
 
私は高校2年から本格的に美大進学の勉強を始めました。
学校から帰ると軽食をとり、美術研究所に行き夜遅くまで絵を描きました。
 
その当時の美大の学科は中学程度で大丈夫だったので、
勉強なんかしないで絵を描いた方が勝算があったんです。
 
 
 
だから学校はエネルギー補充の場でした。夜のために。
 
 
 
 
 
 
 
授業は全くついて行けません。ついていく気もありません。
 
 
 
 
数学なのに数字の他にアルファベッドや変な記号が出てきます。
サッパリわからない。
 
 
 
「数学のくせに英語使いやがって、
 
 
 
 
 
数学か英語か、
 
 
はっきりしろ!」
 
 
と思っていました。
 
 
 
 
 
 
私は美大だからいいけど、普通の大学を受験する子たちが、いろんな遊びをしていました。
 
 
 
 
一番思い出に残っているのは、
 
数学の先生が黒板に書いている時に、
 
 
 
 
教室を抜け出し
 
 
グランドを一周して席に戻る、
 
 
 
 
というゲームです。
 
 
 
 
最初の男子が教室を出るところで先生にバレて、思いっきりビンタを張られていました。
 
 
 
 
 
 

「たーけ(アホ)めが~!」

 

 
 
このゲームはこれで終了です。
 
 
 
 
 
 
数学の先生は一人で勝手にやっててくれたので休めたんですけど、英語の先生は当てるのでボンヤリさせてくれませんでした。
学校には体を休めに来ているのに、これでは意味がありません。
 
 
 
 
アルファベットはただの模様にしか見えませんでした。
 
 
 
 
 
 
思い出に残っているのは現国です。
 
 
ある日、抜き打ちテストがありました。
 
 
 
もろ、やる気がしないので、後ろの男子に、
 
  
私「ねえ、抜き打ちってありえねーし!
 
 
名前書かずに、
 
 
 
 
 

『あぶりだしだよ~!』

 
 
 
 
 
って書いて出さん?」
 
 
 
 
 
男子「いいねえ、やるやる!でも大丈夫かな?」
 
私「名前を書かへんかったら
 
誰が出したかわからんやん。
 
大丈夫やて。」
 
 
 
 
 
 
 
 
何日か後の返却のとき、
 
 
先生「ふざけたまねをしたのが2人いる」
 
とこっちをにらんで言われました。
 
 
 
 
 
 
後ろから声が、
 
 
男子「おい、めぐみ、
 
おまえバレえへんって言ったよな。
 
 
 
 
 
バレたやねーか!」
 
 
 
 
 
 
 
私「たぶん、みんな名前書いたんや。
 
 
何で書くかなあ?
 
 
 
 
 
自分の学力先生にバレるになあ。
 
 
ふつうの神経やったら書かんハズやに
 
 
 
 
 
 
 
 
でも大丈夫や、うちら学科いらんもんね。」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
男子「俺はもろ学科だけや!」
 
 
 
 
 
 
 
どういうわけか、シバタは現役でけっこう有名な大学に行きました。
 
 
 
 
私は撃沈!
 
幸せな、しあわせ~!な浪人時代の幕開けです。
 
 
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