テンのめぐみ

笑い・双極性障害・PTSD・受験・開運・心の子育て・幸せになるために・セラピー・スピリチュアル、まだまだありますが、笑顔になってほしいから書いてるブログ

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儒教思想は不幸の根源だと思う

 

 

私の実家は、とても明るくて笑い声がたえません。

みんな優しくていい人です。

でも、1人問題児がいます。

父です。

 

 

 

父は母親に溺愛されて育ちました。

父親(おじいちゃん)は位の高い軍人さんで、道行く人が最敬礼するので、自分も偉いのかと思っていたそうです。

 

母親(おばあちゃん)は花街に美容院を開きました。 

たいそう繁盛していて、綺麗どころが、お店で遊んでいた父をかわいがってくれたそうです。

つまり、物心ついたときから、綺麗どころに囲まれていたんです。

 

お弟子さんが入ってからは、みんなにちやほやされました。

 

おばあちゃんは、やり手で、美容師を育てる団体をやってました。

厚生大臣賞まで、受賞しています。

 

父はこれが自慢げです。

 

地域で一番高い大学にも合格しました。

 

母は美人なので、自慢です。

そして細やかな配慮をする人で、全く自分を変えなくても済む相手です。

 

会社をやったのですが、最初は順風満帆。

 

お金にもほとんど困ったことがありません。

 

父の会社が傾いても、母の稼ぎで十分暮らしていけました。

 

いい時は、すごく明るくて、茶目っ気たっぷりで、面白い。

 

とても、大げさにみんなに感謝します。

 

温かくて優しくて、情にもろいところがあります。

 

とてもかわいがってくれました。

 

ウツがひどくなった時は、飛んできてくれました。

 

お金が無くなって、電話も止められて、生活費がなくなってしまった時に、主人に「会社で借りれば借りられるから手続きをしてほしい」と何度言っても、

「借金はしたくない」としてくれなかった時に、途方に暮れて父に泣いて電話をすると、すぐ送ってくれました。

 

 

 

いい時はこんな感じです。

 

 

 

 

 

 

でも、ものすごく、気分屋なんで、 気分が悪い時は自制は全くせず、人にあたりまくります。

 

チヤホヤされて生きていると、下の立場の人の気持ちがわからないのでしょうか。

 

人は気を遣ってくれるものだ、気分のままに生きてもいい、と思っていると思います。

 

感情は抑える気がありません。

 

自分のせいで、人が辛い思いをしているとは感知できないようです。

 

 

 

 

 

だから、周りは大変です。

 

いつも顔色をうかがっています。

 

気分を害さないように、機嫌よくいてくれるように気を遣っています。

 

 

 

 

 

 

また、父が家族全員のお金を握っているんです。

 

弟の塾は会社の一部門にしてあります。

会社の借金5000万以上を弟の儲けで返済しました。

 

弟に渡すのは、毎月お小遣い程度です。

返済が終わってもずっとそうなんです。

もう、30年以上です。

 

まるで、自分が借金を簡単に返したのだと、知り合いに言ってます。

弟がコツコツ溜めた120万も返してくれません。

 

自分は、いい車を買って、弟は軽です。

 

 

弟は、これを考えると、はらわたが煮えかえると言います。

当たり前だと思います。

もう、全部で6000万くらいになるのでしょう。

 

 

 

弟「こんなこと考えとっても、

しゃあねーで、オジイが喜ぶこと考えとるよ。 

 

何やったったら、 

喜ぶか見つけてやっとるよ。

 

オジイが 

『ありがとう、ありがとう。』って、

 嬉しそうな顔して何回も言ってくれるで、

 

こっちも嬉しくなるでね。

 

 

 

だから、そんでええんや。」

 

 

 

 

この、環境の中で折り合いをつけているのでしょう。

 

苦しい事より、楽しい事を見る方なので、50年間悩んだことがないと言っています。

人の気持ちを察して、応えてあげるので、人気者です。

 

 

でも、

 

「もうこういう生き方はやめたい、言いたいことを言って生きたい」

と言うようになりました。

 

 

 

 

母と義妹もお店をやっているのですが、母はお給料なしです。

お店の経理も父がやっているので渡してもらえないんです。

 

必要なものがあると、父にお願いしてお金をもらうのです。

 

 

 

私が困窮していた時に、母は私に送りたいのに、

「おじいちゃんが握ってまっとるで、できん。何のために仕事しとるかわからん。」と言って、泣いていました。

 

 

私のお金を父が持っているのに、困窮している私に渡してくれません。

 

陰で母と弟が、「渡してあげればお姉の病気もよくなるのにな」、と話していたのですが、2人とも進言できません。

 

 

 

 

 

父は気分のいい時、母の事をとても、とても、大切にしています。

肩をもんであげたり、歩いて行けるところも車で送ってあげたり、尽くしまくります。

 

だから、相殺されているのでしょうか?

父と母は仲がいいんです。

 

 

 

「おめえと結婚できたのが、人生で一番のしあわせや~!俺はしあわせや~、

ありがとう、ありがとう。」

 

「おおきに、おおきに。」

 

「えらないか?(辛くないか)大丈夫か?」

 

こんな事をいつも言ってます。

 

 

 

 

 

母も弟も、父のいいところや楽しいところに目を向けて、辛い事は気にしないようにしていますが、

 

母はうつ病になってしまいました。

 

 

 

弟は、とても温厚な子なのですが、酔うとよく暴言を吐きます。

 

娘に対して、

「お前なんか、死んでまえ!」

 

 

私に対して、

「お前ら3人、ミサイルにあたって、

 

死んでまえ!」

 

 

 

鬱積してるんだと思います。

 

 

 

 

 

私が父にひどい言動をされた時に、

 

弟は、

「気にせんでええぞ、オジイは気違いやで!」

と言いました。

 

 

気違いだと思う事で、許そうとしているんでしょう。

 

でも、やっぱり、鬱積してるんだと思います。

 

 

 

 

「父は上位にあるもの。

敬うもの。

感情が乱れたら調和が乱れるので、波風立てないようにしないといけない。

絶えず父を喜ぶことをしなければいけない。」

 

 

いつも、弟と母は自分の本音より、こちらを重視します。

もう、こんな生き方が、骨の髄まで入っています。

そして、習慣になっているようです。

 

 

 

 

私も同じような生き方を主人にしてきましたので、わかります。これは不幸です。

 

 

 

トップの人の幸せのために犠牲になるのはおかしい。

 

トップの人が自分自身に一番厳しくなり、徳ある者になるのが義務だと思う。

それが、トップである資格だと思う。

甘えた生き方や愚かな生き方をしてはいけない。

気を遣ってもらえるので、自分は偉い人、尊敬されている人間だと思ってしまう。だから自己変革しようとしない。ここが陥りやすいところだと思う。結果、苦しみの創造。

 

 

目先の調和だけを重視して、トップの向上、改善を選ばない実家の生き方は理解できません。

機嫌が悪くなろうとなかろうと、家族全員の幸福を作る努力をするのが当たり前だと思うのです。

男で家系図が上の人を敬い、従うという生き方をする、両親と弟は儒教思想の洗脳だと思うし、これが不幸の根源だという事になぜ気づかないのだろう。

 

 

私の実家は、改革ができなくて、苦しい思いをしています。

甘い生き方をしてきた父も悪いけど、甘い生き方を許してきた家族にも責任があると思います。

 

 

 

 

私の友達も、舅、厳格で勝気な姑に仕え、ご主人に仕え、自分の意志は抑えて生きてきました。

よくよく尽くしていました。

60歳を超えて死別されました。

寂しくはあるけれど、自由を取り戻せてとても楽になったと言っています。

 

 

 

モラハラ夫に仕えている友達もいます。

ご主人の車のエンジン音が聞こえると、硬直するんだそうです。

まるで、使用人。

心は全く無視。

 

うつ病になってしまいました。

主人を亡くした私をうらやましがっています。

 

 

 

 

私の夫もモラハラ夫でした。

 

最近思うんですけど、私の尊厳無視しても平然としていたのは、儒教の教えが入っていたんじゃないかと。友達たちも、そうです。

義父もモラハラ夫で、薄情です。

 

 

自分より下位にある者に対しては、何をやってもいい。

自分の指示に従うのが当たり前、自分が上位にある者だから、下位の嫁を大切にしようなんて思わなくていい。

自分に尽くして当たり前。

 

 

下位とする私に、ひどい言動をしても、平然としていました。

全く悪いと思ってないみたいでした。

息をするように自然体でひどい言動をしました。

 

母が来ている時も、そうだったんです。

悪い事、道に外れたこと、だと思ったら、母の前では違う自分を演じるはず。

でも、母と、にこやかに話していました。

 

 

 

父は自分の感情のまま生きてきました。

いるだけで、周りがチヤホヤしてくれます。

努力しないでも幸せを与えられ感じます。

 

こんな人生は幸せなのでしょうか。

私は不幸だと思います。

浅はかな幸せですし、人間性の成長がないから。

 

苦労したことのない人は、深みがないと思います。

 

 

父はもうすぐ90歳です。

家族全員、1日でも長く健康で生きていてほしい、と心底思っています。

 

家庭、家庭、いろいろ問題を抱えていると思いますが、実家はなんとかこんなふうに仲良くやっています。忍耐の上に建った幸福です。

 

でも、みんなは感づいてないだけで、限界だと思います。

 

あと何年かで旅立つと思いますが、看病が大変だと思う。

機嫌が悪くなって、母を呼び続けると思います。

母の身体も心も心配です。

 

 

実家に儒教思想がなければ、父を敬う事もなかったと思う。

父の言う通りにすることもなかったと思う。

父の間違いを正す、進言することもできたと思う。

家族全員が、忍耐の中で生きることはなかったと思う。

 

 

私は儒教思想などありませんでしたが、経済面や子育ての事を考えると離婚できませんでした。

嫌悪感でいっぱいだったので、子育てに適切ではないから、愛する心を作ることにしました。

 

 

 

儒教思想がなければ、私も友達も自分らしく、緊張しないで生きられたと思う。

家庭の事以外の能力も伸ばせたんだと思う。

 

 

儒教の国、韓国は上位の中国には何されてもへいこらしています。

日本は下位だと思っているので、何度も謝罪させて、お金を巻き上げています。

 

 

 

女性が生き生きと輝ける世の中にならないとおかしいと思います。

そうではないと、苦しすぎます。

 

 

 

男女で区別があるのは当たり前ですが、差別はあってはいけないと思う。

男性が上位で女性が下位というのはあってはいけないと思う。

 

 

こんなもので、安易に優位を保つのではなく、実力で勝負しな!

あぐらをかいている男性がいたら、そう言ってやりたい。

 

 

 

 

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