この記事で、心によって、希望が実現するという事を、量子力学(最先端の物理学)で説明しました。
その実例を載せたいと思います。
ある人の体験談です。
彼女は大変苦悩の中に生きていて、それは、自分の力ではどうすることもできないものでした。
しかし、心を変えることで、開かなかったドアが次々と開いていったと言われます。
そして、幸福を掴まれたのち、あの日々は何だったんだろう、と思われました。
「心の形が、そのまま現実に表れるんです」、と最初に教えて下さいました。
その経緯と方法をお話しします。
まずは、嫁姑問題です。
お姑さんはとても厳しい人で、枝葉末節まで、厳しく指示をだされ、従わざるをえませんでした。しかし、かなりのこだわりがあって、それに従うのはとても大変です。
お茶っ葉ひとつ変えるのにも、許可を得なければいけません。何をやるにも自分の判断ではできません。
外出も自由にできません。
食事も気に入らないと食べてくれません。
悪口を大声で言うので、平常心でいようと思っても、怒りをあぶりだされます。
いつも、彼女の非を見つけているようです。
気に入らないことがあると、叱ります。自分の具合が悪くても、怒ります。
彼女を叱れない時は、彼女のペットを蹴りまくります。
彼女は、調子が悪くても完璧にやらないといけない状態でした。
休むことは許されません。
人権などない状態でした。
毎日泣いて暮らしていたのですが、あるとき親戚の方から写経を勧められ、夜中にやっていました。
その時だけ、平常心を取り戻せたから続けていたそうです。
そうしているうちに、
「おばあちゃんは、ああいう人だから、 地獄に堕ちても仕方ない。
しかし、その心を私が受けて、ひどい心になってしまって、私まで地獄に行くのは不合理だ。
心を変えよう。」
そう思われたそうです。
それで、毎朝、毎晩、
「おばあちゃんが、元気で長生きしますように。」
と、祈ったそうです。
心とは裏腹です。
長生きされたら嫌だ、という気持ちが出てくるのですが、ひたすら続けました。
当然、気持ちなど入りませんでした。
何か月もやられたそうです。
ある時転機が訪れました。
おばあちゃんが車にひかれそうになった時に、身を挺して、助けたのです。
憎む気持ちが知らないうちに消えていた、ということを知りました。
そして、おばあちゃんを身を挺して助けることができた、という事が自信となったのです。
だから、何を言われようとも、おばあちゃんの幸福のために何ができるか、と思えるようになりました。
徐々に、おばあちゃんが温かくなり、また反省されるようになり、可愛いい人に変わっていったそうです。
彼女が言われていたのですが、
「心の持ち方で現実は変わります。
湯気の形が変わるように現実の形も変わっていくものです。
心の形が現実の形に変わっていくものです」
と。
「何があっても、良い受け止め方をすれば善という現実が出て、悪く受け止めれば悪という現実が出る。」とも言われました。
彼女は飛行機に乗ろうと思ったのですが、何故か、予定より、すごく早い時間に家を出ました。
そうしたら、途中で事故があり、渋滞に巻き込まれたのですが、早く出たために間に合いました。
その事故現場を見た、ほかの乗客たちは、
「縁起悪い。何か嫌なことが起きるかもしれない。」
と言われていたそうです。
彼女は、
「何か意味がある。」と思いました。
飛行場に着いたら、ずっと会いたくて仕方なかった人に、バッタリ会って、話せました。
涙、涙の再会です。
あの事故がなかったら、バッタリ会う事は出来なかった、と言われました。
次に、経済破綻から、豊かになった話です。
ご主人は、脱サラをして、事業を始めました。
しかし、経営能力がありません。
彼女の方が経営能力があるので、教えてあげるのですが、全く聞く耳をかけません。
それどころか、その反対をします。
事業は全くうまくいきません。
そうするうちに、大借金を抱えてしまいました。
家にはもうお金がありません。
極貧です。
彼女はいらだって仕方ありません。
その頃、彼女が思っていたのは、
「何で、そんなことがわからんの!
何でそんなことするの!
本当に能力ない。バカじゃないの!
一回痛い目に会わないと、この人はわからないのかもしれない。
痛い目に会いなさい!」
どん底になって、気が付いたんです。
心のままになっているという事を。
だから、逆をすることにしました。
次の言葉を書いて、朝晩、読みました。
今度は心も込めれたそうです。
「私の主人は素晴らしい人です。
大成功する人です。
人間性も素晴らしく、自他ともに幸せにする人です。
本当に、ありがとうございます。」
言葉だけではなく、全て主人のためと思って、生活しました。
パートに行っても、生活のためではなく、ご主人に少しでも美味しいものを食べさせてあげたい、という思いを持ち、
お料理していても、ご主人が健康になるように、美味しいと喜んでもらえるように、といった具合です。
しばらくして、ご主人は事業をたたんで、再就職です。
ご主人は、
豊かになりたければ、豊かな心になればいいと思って、
感謝をしたり、自信をつけたり、また、希望を掲げたりして、
繁栄マインドに持っていったそうです。
最初は、20万くらいしかもらえなかったのですが、その会社で必要な技術を、たまたま、ご主人だけが持っていたため、しばらくして、100万を越えました。急ピッチでした。
50歳過ぎての転職です。そして、昇進です。
事業を始める前に働いていた大企業より、給料があがりました。
これが、彼女の体験です。
苦しい時は、自分のことしか考えられません。
「どうしたらいいんだ。」「逃れたい。」「怖い。」「もう、耐えられない。」
これらは、ベクトルが自分に向かっています。
自分の事しか考えていません。
幸せになるのは、ベクトルが逆です。
自分から人へです。
「~~さんが幸せになりますように。」
「~~さんに、何してあげようか。」
「~~さん、ありがとう。」
感謝の思いも、自分から人へのベクトルです。
感謝の念は強力です。
相手も幸せになりますし、自分も幸せになるんですよ。
感謝をすると、経済面でも豊かになりますよ。
誰かの幸せを願ったり、感謝の思いを持ったりするほかに、
誰かを愛すんです。そうすると、自分が幸せになります。
「愛した」のではなく、「愛させていただいた」、と思うようになります。
苦しいと、ベクトルが外に向きません。
外に向かないから苦しいんです。
だからこそ向けるんです。
必ず、幸せになりますよ。
そして、その、心のチューナーが、幸せな波長が、それと同通するものに通じるので、幸せが入ってくるんです。道ができるっていう感じかな?
だから、心が豊かになっていると、豊かさが入ってきます。
できれば、願いや希望を掲げているといいですね。それが入ってくるんです。
また、苦しい時は、希望を掲げる事が難しいです。
特に落ち込んでいる時は難しいでしょう。
それは、心の針が、下または闇を向いているからです。
心の針は絶えず北極星をさすように心がけなくてはいけないんです。
だから、苦しい時こそ、針を思いっきり上に向けないといけないんです。
針が闇をさしている状態では、闇のものが集まってくる可能性があります。
暗い闇の状態の時は、その針の向きで固定してしまっているから、上げなければいけないんです。
できない状態だからこそ、固定しちゃっている状態だからこそ、あげるんです。
そのためには、
希望や願望を紙に書いて、できれば声に出して読みます。
叶った時の事をイメージをします。
イメージの中で、叶った時の感情になるんです。
最初から全部はできないかもしれませんが、慣れてきたら、できますよ。
厳しい言い方ですが、やる気次第だと思いますよ。
私は、悶絶していた時にできたんです。
悶絶からの逃避になったんです。
そうなんです、これをやると楽になるんです。
もう一度言いますね。辛い時こそ、
ベクトルを外に向け、
針を上に向けるんです。
慣れたら、苦しくてもやりたくなります。
そうすると、
波長同通で、幸福が与えられるんです。
苦しみの中でも幸福感は感じられます。
逆境の中でも、暗闇の中でも、光は見えるんです。
最初の一歩は「よいしょ!」ってなるかもしれません。慣れてないと。
心が変われば、悪循環の流れが、善循環の流れに変わりますよ。
いつそうなるか、というのはわからないですが。
よかったら、試してくださいね。
先ほど、感謝の力は強力だと言いましたが、
家庭調和、夫婦調和などできました。
数値にできるものと言えば経済ですよね。
デザイン事務所をやっていたのですが、感謝に取り組み始めた時は、
ポスター制作が、1枚2万でした。
1か月後は3枚100万になりました。
6年後の売り上げは、34倍です。
徹底して感謝に取り組んでいる時は、幸福感が半端なかったです。
花を見るだけで、ものすごく感動しました。
このような心で、子育てをすると、子供が心身ともにすくすく育つということです。
よかったら、もろもろ、取り組んでみませんか?