我が家はたまり場で定期試験の前には友達たちが勉強しに来ていました。楽しい思い出をお話しします。
事例1)
明日は日本史の試験があるというので、頑張っていたのですが、友達の杉浦君が言いました。
杉浦「俺完璧じゃん!絶対明日自信ある!100点だよきっと。」
私「じゃあ問題出してあげる。」
杉浦「うん、いいよ。」
私「川中島の合戦で銃を使って勝ったのは誰ですか?」
杉浦「わかるよ、そのくらい。簡単じゃん!
コロンブス!!」
事例2)
明日は保健体育の試験があるというので男の子4人が集まっていました。
男の子たち「ねえ、何か問題出して~!」
教科書に指をさして、
私「じゃあ、『睾丸(こうがん)』(俗にいう金玉の事) これなんて読むんでしょうか。」
全員一緒に「こー!うー!まー!るー!」
私「違うでしょ!」
男の子たち「じゃあなんて言うの?だってこの字〝こう”じゃん。ちょろいよ、こんなの読めるもん。」
私「そっちじゃないよ。」
男の子たち「なんでー!だってマルって書いてあるじゃん!」
私「マルじゃなくてガン、って読むの。」
男の子たち「だけど、保健に発音関係ないから。」
事例3)
いつも学年ビリのじゅん君とむすこは試験勉強をしていました。
どうにかビリを抜け出せないかと私も勉強を見てあげてました。
じゅん君が一生懸命やっているので、覗いてみると数学の問題集の答えを暗記していたのです。
私「数学は答えだけ順番に覚えてもダメなんだよ。」
じゅん「大丈夫です。」
ヤバいと思ったので、翌日の試験科目の技術を暗記してもらいました。
そして、何日か後に結果が帰ってきました。
ほとんどの科目はあまりよくなかったのですが、技術は75点くらいとれたので、ビリ抜け出せれるぞ!と3人で喜んでいました。
やっぱり仲のいい友達がビリっていうのはつまんないからです。
学校から帰った息子にじゅんの事を聞くと、ビリ脱出と言いましたが、浮かぬ顔です。
息子「じゅんのかわりに仲のいい友達のけんがビリになっちゃったんだ。
ビリ2とビリ1が入れ替わっただけなんだ。」