テンのめぐみ

笑い・双極性障害・PTSD・受験・開運・心の子育て・幸せになるために・セラピー・スピリチュアル、まだまだありますが、笑顔になってほしいから書いてるブログ

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双極性障害の私、ネギ採りしました。・・・が、「臭い!」

 
 
 
私は双極性障害Ⅱ型です。
うつ症状がひどくなり、実家で転地療養をしていた時の話です。
 
 
 
 
自殺したくなるほど厳しくなると、入院ではなく実家に帰っていました。
だって病室の白い壁をずっと見ているだけって、病気なのに気を紛らわすことができないのって、厳しいと思ったんです。
 
 
 
よくは覚えてないけど、7回くらい実家にお世話になったと思います。
1回につき4~5か月滞在していたと思います。
 
 
 
 
実家療養をするようになったのはおおがのおばあちゃん(弟の奥さんのお母さん)が、弟たちに、
 
「自家に連れてきてあげればいいじゃない。」と言ってくれたからです。
 
 
おばあちゃんは義妹に「精一杯めぐみ(私)ちゃんによくしてあげなさい。」とも言っていたそうです。
 
 
おばあちゃんはとても苦労しているので「助けてあげたい」、っていう気持ちが大きいんじゃないかな?
 
 
 
 
 
 
 
初めての実家で療養した時は、弟がわざわざ東京に迎えに来てくれました。
久々に温もりを感じました。
 
 
 
私「(ああ、癒される。懐かしい。)」
 
 
 
 
東京では愛のない生活をしていました。
だから一人で寝ているだけです。悶絶してようと気づいてもらえることすらありませんでした。
子供たちは明るく接してはくれましたが、小さいから誰にも頼れなく支えてもらうこともできなかったんです。
 
 
それに色々問題を抱えてて、東京にいるとそれを目の当たりにしちゃうから、症状が悪化し厳しい状態に陥ってしまっていたんです。
 
実家に帰ると暗い環境から抜け出せたのです。
 
 
 
 
私は実家のみんなに温かく囲まれて、十分療養できるので少しずつですが快方に向かえるのです。
 
 
 
 
うつ症状ってとにかく怖いですよ。エアコンの風があたるだけでも怖い思いをしました、少しお腹がすくだけで体がザワザワして怖いんです。
 
それにちょっとでも不安を感じると、まるで悪魔かなんかが待ち構えてて、私の心をわしづかみにし悶絶地獄に引きずり落とすような感じです。
とにかく病的な恐怖と不安にさいなまれるんです。
戦っている間と戦い終わった時には疲れ果ててしまっていて、まるで廃人でした。
 
 
 
苦しみから抜け出す方法や、明るい心にする方法etc.
心について多くを学んで、ある程度ものにしていたつもりだったんですが、それをやっても明るい心境は数時間しか持たないんです。だから、また心配事を考えると落ちてしまっていました。恐怖を感じる脳になったいたので思考のコントロールでけでは無理だったんです。
 
 
自殺する方の気持ちがよくわかります。自殺したくてするのではなく、自殺したくなるほど辛いから自殺するんだと思います。
 
 
病気なる前は「自殺なんてしちゃだめだよ。これって逃げじゃん!」と思っていましたが、今は「辛かっただろうな~!」と思います。
 
 
息子は少学年生の時に事故で昏睡状態になり臨死体験をしました。その息子が教えてくれたんです。
「死ぬのは怖くないよ。心の中に入ってくだけなんだ」と。
 
 
だから死ねなかったのです。今のこんな苦しい心に入って永遠に生きるのは無理!って思ったからです。
 
 
 
 
 
 
孤独感も強く感じるんですよ。高熱が出た時のように体まで辛いし。
ひどい時はマジで何もできないんです。パソコンを開けるのも怖かったし、音楽もきつかったし、ずっと横になっている事さえ辛くて、だから、どう生きていたらいいのかがわからなかったんです。
こんな症状は私だけかもしれませんけど。
 
 
 
うつ病の人には誰かのぬくもりが必要だと思います。
うつに限らず愛なしでは人は生きていけないのかもしれません。
また、愛されてない人や、その反対のマイナス感情を受けている人は、精神疾患にかかりやすいのでしょうか?
私はモラハラが始まって5年目に双極性障害のうつ症状が始まりました。
でも闘病中も程度の差はあれモラハラは続いていたのです。
ふつうのご主人ってこういう時どんなふうに接するんだろう?そう思っていました。
 
 
 
 
 
実家療養で少し状態が良くなった時に、みんなでおおがのおばあちゃんのうちに遊びに行きました。
周りは畑と田んぼばかりです。自動販売機もお店屋さんももちろんコンビニもありません。
 
 
 
みんなで畑に行ってネギを採ったのですが、腰は痛くなるし、手も痛くなるし、力はいるし、大変でした。
畑仕事も田んぼの仕事も全くやったことのなかったおばあちゃんが、嫁いだ時はさぞきつかっただろうな?と思いました。畑仕事って重労働なんですよ。私はすぐに疲れちゃって休んでいました。
 
おばあちゃんは、ご両親に仕え旦那に仕え義兄弟の面倒を見なくてはいけなかったそうです。だから一日中働きっぱなしで、それが当たり前とされていたそうです。少しでも気に入らないとクワをもって追いかけられたと言っていました。
 
おばあちゃんは、人生で今が一番幸せだと言っています。
 
 
 
おばあちゃんが一番元気でクワで掘り続けていました。
軽々と重いクワを動かしスピーディーに掘っていました。
 
 
 
 
 
 
でも、おばあちゃん、掘ってる間にいなくなっちゃったんです!
  
みんなで探していると、
 
 
 
 
 
義妹「そんなとこでオシッコしてるの~!」
 
 
どうやらネギに隠れて畑でやってたみたいでした。
 
 
 
 
 
 
私はとにかく早く回復して東京に帰らなきゃって思って焦り気味でした。あと2週間くらいで帰れないかな?と思っていました。
 
 
 
おばあちゃん「お正月にご馳走するので遊びにいらっしゃい!」
 
私「いらっしゃいって、もうすぐ帰るから。」
 
おばあちゃん「ナナ(娘)ちゃんも呼んで一緒に遊びにいらっしゃい!」
 
私「え?一緒にって、ナナは東京だよ。」
 
おばあちゃん「いいから、いいから。くるだよ!」
 
 
 
 
 
 
帰りにおばあちゃんは、掘ったばかりのねぎと大根と里芋を持たせてくれました。
 
帰り車の中は大変臭いのです。
車という密閉空間で、大量のネギの臭い嗅いだことありますか?
結構きますよ。
 
 
 
 
 
弟「なんでこんなに臭いの?車に臭い移ってまわん?めちゃくちゃ臭いんやけど。」
 
 
 
 
 
 
「あっ!おしっこや!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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