私が東京の大学を受験する時の話です。
家からは受験に行けないので、親戚のうちにお世話になりました。
みんなとっても温かい人たちで、初めて会った私に家族のように接してくれたのです。
肉の嫌いな私のために、魚料理やカレーライスを作ってくれました。
その中でも、タラのマヨネーズ焼きは今でもよく作ります。
【タラのマヨネーズ焼きレシピ】
ただ、自慢げに出してくれたシイタケのカレーライスは無理です。
そこのお兄ちゃんたち二人は警察官でした。とても気さくで、
「警察官の試験に何度も何度も落ちているから慣れちゃったよ。試験なんか大したことないから」、
と勇気づけてくれました。
受験当日はお兄ちゃんが大学まで車で送ってくれたのですが、通行止めになっていて近くまで行けませんでした。
・・・・・・・・のはずでした。
お兄ちゃんは無視して入って行ったのです。
警備員「入ってはいけません。今日は通行止めになってますので。」
お兄ちゃんは警察手帳を見せました。
警備員「すいませんでした。どうぞ。」
私だけ校門の前まで行けたのですが、
すべりました。
もう時効です