テンのめぐみ

笑い・双極性障害・PTSD・受験・開運・心の子育て・幸せになるために・セラピー・スピリチュアル、まだまだありますが、笑顔になってほしいから書いてるブログ

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まだまだありますが、笑顔になってほしいから書いてるブログ

双極性障害の私、やっと電車に乗れるようになりました。人の優しさに触れて”しあわせ”でした。

2017年3月
 
 
 
 
 
2004年2月に双極性障害になりました。
 
ばらくの間うつ病エピソードが続き、抜け出してはまたうつ病エピソードになり、抜け出して、というのの繰り返しです。
 
10年間は悶絶地獄でした。
ここ3回は普通の地獄ですがエネルギーが全くなくなり何もできない状態になります。
 
 
 
少しの事でも不安に陥り、それが恐怖となって苦しむのです。
 
 
 
少し前からやっと電車に一人で乗ることができるようになりました。
とても嬉しくてたまらなく、新宿に映画を見に行きました。
 
新宿駅の出方は知っていたはずなのに、間違った出口から出てしまい迷ってしまったのです。
しばらく行ってないので完全にわからなくなっていました。
 
 
 
上映時間は迫るし焦った私は道行く人に尋ねました。
その方は携帯をいじっていた手をとめて、とても親切にそして丁寧に教えてくださいました。
 
優しさが伝わり、さすが日本人だと思いましたし、ぬくもりを感じ、”しあわせ”でした。
 
 
 
 
でも、その人の教えてくれた道は間違っていたみたいです。
 
また迷ってしまったので、学生らしき二人に尋ねました。
 
二人ともスマホを取り出して調べてくれて、でも、わからなかったみたいで二人で話しながら調べてくれました。
 
 
私「すいません、時間をとらせてしまって。申し訳ございません。」
 
 
学生「大丈夫ですよ。時間ありますから。
僕たちその映画館知らないので、調べていますからね。」
 
 
しばらくの間調べてくれていたので、
私「本当にすみません。」
 
 
 
学生「大丈夫ですから、全然時間ありますから、もうちょっと待っててくださいね。」
 
 
 
 
こんな会話を繰り返したのです。
 
 
小さな路地にある映画館だったので見つかりにくかったのだと思います。
 
 
 
 
 
また私は”しあわせ”を感じました。
 
 
必死にたどりついたのですが、その映画は前日に終了していて見れませんでしたが、
ガッカリするより感謝が勝ち、私は”しあわせ”気分で家路についたのです。
 
 
 
 
 
以前の私は完璧主義で、理想の自分で生きようとしていました。
 
でもそれには及ばない現実の自分を思い知らされて、自分を許せませんでした。
 
コンプレックスのかたまりだったのです。
 
 
 
 
だから、迷って人に尋ねて親切に教えてもらっても、感動するのと自分の情けなさが相殺して、今ほどの”しあわせ”は感じなかったことでしょう。
 
 
以前は本音と感情を押し殺して理想の心にしていましたが、今は本音重視で生きています。
等身大の自分で生きることにしています。本当の自分を丸出しです。
 
 
 
そうしたら、コンプレックスは和らぎました。
劣った自分が大好きです。
人が心を緩めてくれるし、楽しそうな笑顔をしてくれるから。
 
 
 
 
 
 
 
帰りの駅構内でたぶんイタリア人の男性にトイレはどこかと聞かれました。
 
 
 
私「(何で私に場所を聞くかなあ、やばい!でも上を見て歩けば表示してあるから、とにかく一緒に探そう)」
 
 
 
イタリア人の男性はとても陽気で、女性に対しては、口説くような言葉を普通に話すと旅行ガイドに書いてありましたが、本当にそうでした。
 
抗うつ剤の副作用で、35kg増のデブデブの私に、
 
「美人、美人。独身?結婚しよう。I love you。」
 
何度も同じ会話を繰り返し、楽しみながらトイレを探しました。
 
 
 
 
 
そして私はほとんど英語が話せなくなっていることに驚いて、中学1年レベルから勉強することに決めました。
 
いろんな国の人と話したいから。
 
 
 
 
 
 
 
 
即、挫折しました。
 
 
 
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