2018.01.09 記
私はモラハラ被害者です。
私は主人の会社で働いていました。まともに仕事をさせてくれませんでした。
それでも頑張っていたつもりだったのに仕事を干されてしまったのです。
モラハラが始まったころのことだと記憶しています。
夫「めぐは本当に頭が悪い、何年も仕事をしているのにできるようにならない。
能力がないから仕事を回せないんだよ。
頭がいいと思ってたのに本当に頭が悪い。」
毎朝の会話です。
今から思うと、私が制作したことはありません。
何を判断材料にしてたのかわかりません。
しかし、スキルをあげればやらせてもらえると信じて、仕事をもらってきてやっていると、ものすごく怒られます。
そして、いじめられます。
そのうち、スキルのない素人の新人が入ってきたら、私の仕事を全部渡してしまったのです。
私がやりたかったものまで渡しました。
電話までです。
その後は、
夫「めぐは本当に能力がないから、本当に頭が悪いから新人にすぐ抜かされるんだ。」
毎朝の会話です。
これには、腹が立ちましたが、今思うと傷ついていたと思います。
裏切られたから。5年計画を立てて離婚するつもりでした。
でもその感情を抑えました。
デザイナーになるという目標から、経営を学んで会社を発展させるという目標にかえました。
だから、抑えられたのだと思います。
会社では経理をしていましたが、30分で終わります。
あとは経営の勉強です。
でも、経営に関することは夫は全く聞く耳かさずです。私も勉強不足だからですが。
否定と批判です。
勉強すること自体叱られそうなので、ビクビクしてやっていました。
みんなが仕事の話をしていても、私だけ入れません。
私は価値のない人間だと毎日思い知らされていました。
これが4年くらい続いたんです。
帰る時は、
私「お先に帰らせていただきます。」
夫「そんなこと言わなくていい!
とっとと帰れ!」
時々言われました。
いてもいなくても何も変わらない存在なんです。
途中、私の価値を認めてくれる人とも出会いましたが、ぬぐえませんでした。
経営をやっていたのに、異動です。
次は暇すぎる店のただのレジ打ちでした。
夫「これならめぐにもできるよ。一生の仕事だよ。」
こんなに低く見られているんだ。一生なんだ。
私は一生をかけた大きな夢があったのですが、ここで終わりです。
苦しくてほぼ寝たきりです。
怖くて怖くてたまりませんでした。
義母を仕事中に空港に送っていくというので、そんな時間があるなら、お願いだから病院に連れていって、と頼んだのにダメでした。
後でわかったのですが、義母を送りにいく間、私に仕事させるつもりだったのです。
仕事などできるような状態ではないのに。寝た切りなのに。
これはウツになり始めたころのことです。
これからも、続きました。
人間として扱ってもらえない。
価値のない存在なんだ、それともこれが普通の夫婦なのか。
私がウツになったからいけないんだ。
迷惑かけているんだ。
今まで心や教訓を学び続けて実践し続けて血肉にしていると思っていたのに、ウツになってしまった。
何でこんなにダメなんだ。
必死で頑張ったのにここまで何でダメなんだ。
私はどうしてこんなにダメなんだ。
魂自体がダメなんだ。
そう思っていました。
自信が全く無くなったんです。
いつも、夫に頭をさげて謝っていました。
本当に申し訳ないと思っていたんです。
夫「ウツなの?いいきみだ!」
夫「こっちこないで!暗いのがうつる!」
私「ごめんなさい。
ウツになっちゃってごめんなさい。
迷惑かけてごめんなさい。
嫌な思いさせてごめんなさい。」
今も気が付くと心の中で何度も「ごめんなさい」を繰り返しています。
夫が生きていた時は、謝罪の意味だったと思いますが、今は誰かからの攻撃が少しでも小さくなるように防衛の意味だと思います。
私の何が悪いんだろう、自分では自覚がないのに嫌な思いをさせているんだ、そんな存在なんだ。ごめんなさい。
そう思っていました。
今もそう思ってます。ぬぐえません。
主人から批判されると、土下座して謝っていましたが、反応はありません。
私が発病して夫が亡くなる10年間、一度も寝ている私を見に来たことはありません。
こんなものなんだ、と思っていました。
もうすでにどうでもいい存在だという事を、そして、そうされている事に慣れてしまっていたのかもしれません。
夫にとって私は傷つけてもいい存在で、その価値しかない存在なんだ。
主人が亡くなった今でも、怖いです。
先ほども言いましたが、意図して人を傷つけたり嫌悪させるような事をしなくても、私は人に嫌な思いをさせているはずだ。
ダメすぎる人間だから何をしたら嫌な思いを味わわせるかもわからない。
これは自分の努力ではどうすることもできません。
自分のダメなところを知って直すしかありません。しかし、どこがダメなのかわからないほど、私はダメなんです。
それに、発見したとしても、今日すぐに直るというのは無理があります。
だから、誰かにもう嫌な思いにさせているかもしれない。
今も距離を縮めた人は私の事を嫌だと思っているはず。
それとも明日かも。
1週間後かも知れない。
1年後は確実だ。
嫌われるはず。
攻撃する人もいるに決まってる。
また、あの恐怖を味わうんだ。
背筋と心が氷つくあの恐怖。
もう無理。
怖い、怖い、怖い、怖いよ。
ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい。
助けて!
助けて!
誰か助けて!
でも、私の近くに来ないで。
また嫌われて辛い思いをするのはもう無理。
怖い、怖い、怖い、怖い!
ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、
お願い許して!
こんな事を繰り返しています。
こんな事は袋小路だと思いました。
どうにか、これを克服できないものかと考えていました。
人に救いを求められる状態ではない。
人と接するのが怖いからです。
自信が全くない私に自信を蘇らせてくれる言葉をくれた人がいます。
私を認めてくれたんです。
ほめてもらっているみたいでした。
驚きでした。
救ってくれた!と思いました。
今までの自己認識と真逆です。こんな見方があるんだ!
でも、この人にも私は嫌な思いをさせる、ごめんなさい、ごめんなさい、許してください。
いつ嫌がられるんだろう。
もうそうかもしれない。
今日かも知れない。
1年後は確実だ。
そう思っている自分にも気が付きました。
その人が言ってくれたように、自分の味方になってみて、認めようと思い、セラピーをやりました。
ある程度楽になりました。
何回もやれば癒せるかもしれませんが、アプローチが浮かびません。
感情があまり出てこないことに夫の死後、気が付きました。
自分の感情を知ることから始めました。
でもあんまりわからない。
以前講習を受けたことがります。
その講習はとても人気で、ほぼ全員泣いていました。
私は全く泣けません。
なんでみんなが泣いているのかもわかりません。
どの部分が琴線に触れたのかも全くわかりません。
みんなの事が異様に思えました。
全く感情が分からない。
自分の本音が分からない。
怒りや恐怖といったものしか出てこない。
そう気づいたときに、傷ついていることを知りました。
その1か月後くらいに、お母さんみたいな人と出会いました。
包んでくださって温めて下さいました。
癒されたくてその方のサロンに通っていたんです。
少し回復したかもしれません。
安心という感情が出たのかもしれません。
打ち明け話を聞いてくださいましたが、
「ご主人にそれだけのことをされたという事は、前世でそれだけのことをご主人にしたんじゃない?」
って言われました。
色んな境遇や事象は前世との因果だけではないでしょう。
人生計画というものもあるでしょう。
その他にもあるかもしれない。
前世と今世の話を知った時に彼女は感動して、誰かに伝えたくなったかもしれないけど、それを優先して人を侮辱するか否かを考えないのは無神経だな、と思いました。
その方は邪教(伊勢白山道)を信じていて勧めてくるので、もう行くのをやめました。
でも、癒してくださった事には感謝しています。
私は先ほど書いたように、怖いです。
そして、感情がちゃんと蘇りません。
何で怖いかというと、
「自分がひどい人間であり、存在自体で人に嫌な思いをさせる。」という自己認識があるからだと思います。
最近コメントで、私を認めてくれた人がいます。その人のような見方を自分にしよう。
価値のない自分と認めた事象を思い出して、その時自分はどのように自分を見たか、どういう認識をしたかをチェックして、それを変えていこう。
変えれなくても味方になって語り掛けてみよう。
これを一つずつやっていこう。
今持っている恐怖は、自己認識にあると思う。
自己認識があまりにも低すぎる。浸みこませてしまっているんだろう。
誰でも完璧ではない。
誰でも存在するだけで無意識に誰かに嫌がられているかもしれない。
私だけではない。
それでも、私ほど自己認識は低くないだろう。
自己認識があげていけば、自信ができて、怖がらなくて済むだろう。
そしたら「自己防衛反応の感情抑制」は無くなるのではないだろうか。
過去の個々の事象でつけた自己認識の変更、そして総括をしてみようと思います。
自己防衛反応が働いて感情が動かない今、感情にアプローチしても私の場合だめだと思うから。
明日、1月10日は私の誕生日です。
Twice born 肉体を持ったままの、2回目の誕生をしたい。
以前、誕生日は両親に感謝する日だと思っていました。
「産んでくれてありがとう」と言っていました。
でも、ずっと言っていません。
嘘はつきたくないからです。
明日は言えたらいいな、と思っています。
今までのキズを持った生き方に終わりを遂げ、次の幕があがりそうな予感がします。
この記事を書いて数時間経ちました。
セラピーを通し友のしてくれた見方をしました。
自信が出てきました。
夫のように私を攻撃する人は、殺人犯の%くらいしかいないだろうな、だから、もう怖い目には合わないはずだ。
誰かに嫌われてもそれでいい。
自分の信じた道を生きよう。
自分の信条のまま生きよう。
夫に洗脳されていたんだと教えて下さった人がいます。
まさしくそうだと思いました。
だから、私の思いこみは間違いだったと思い始めています。
楽になりました。
教えて下さってありがとうございました。
ありがとうございました。
友へ、あなたが厳しい人生を生きて下さり、その悟りで救ってくださってありがとうございます。
苦しみは宝物を与えるのかもしれませんね。
以前こんな話を聞いたことがあります。
優秀な男性なのですが、人生の要所要所で失敗します。
入試、就職、結婚、に失敗されました。
カウンセラーはその方の生い立ちをずっと聞いていきました。
そしたら、幼少期の出来事を思い出されたそうです。
とても活発でじっとしていません。
親戚の集まりでも、じっとしていなく騒いで迷惑をかけていました。
だから、母親はいつも怒ったそうです。
「あなたはダメな子ね、なんで騒ぐの!静かになんでできないの。みんなに迷惑でしょ。あなたみたいな子はダメな子なの」
言葉そのままではありませんが、母親は尊厳を傷つけ、その人は目立ってはいけない、静かにしないといけない、と思ったそうです。
だから、要所要所で、自信がなく、目立ってはいけない、成功することはめだつことだからダメだと深層心理が働いたのだろうと、カウンセラーは診断しました。
私をもちろん含めて、深く傷つき、尊厳までなくなり、価値が見いだせないほどになった人は、深層心理まで入っているかもしれませんね。
「洗脳」だと思いました。
これによって、傷ついて苦しい思いがあります。
それをタッピング(セラピーのやり方を貼りました。その中に書いてあります。)しながらだと効果があるので、その苦しい思いを吐き出し、どうなりたいかを肯定的に深層心理に入れていきたいと思います。
傷が深いと、一回やっても、芋ずる式に苦しい思いが出てくるので、しばらくの間取り組むことにします。
未来は明るい。
陽が射してきたかも。