20年以上前ですが、「感謝」の素晴らしさを学びました。
今はこの講習会はやっていません。
たぶんこれを紹介している書籍はないと思います。
感謝のやり方と、感謝をしたらどのように幸福になったのか、実例をあげたいと思います。
【愛の反省】
今まで生きてきた中で、引っかかる人を対象にします。
1. まず真ん中に縦線を引いて、左側に自分がその人にしてあげたことを書きます。
2. 次に、右側にその人がしてくれたことを書きます。
3. その右側に書き出したことを、どんな思いでしてくれたのか、1つずつ考えます。
できるだけ深いところまで考えて、涙が出るくらいまでになるといいのですが、
そうでなくても心が和らぎます。
実例 1.)50~60代の女性
ご主人は仕事もしないで、パチンコに入り浸りで、借金地獄でした。
食べるものも買えません。
ひどい時は、食べるものがなくなってしまい、じゃがいも1個を昼と夜に分けて食べました。
借金取りのやくざみたいな人が来た時に、お財布を見せて、
「お金は全くありません。家にあるものをなんでもいいから持って行ってください。」と言ったそうです。
借金取りは、「お金になるものは何もないから、いいよ。」
と言って帰ったのだそうです。
当然その女性はご主人を恨みました。
でも、「愛の反省」に取り組みました。
でも、右側に書けたのは一つだけです。
それでも、それを通してご主人の気持ちを考えたんだそうです。
背景とか経緯とかも考えられたんだと思います。
1日目はダメでした。
2日目に、涙を流されるほど感謝できたそうです。
翌日、ご主人はパチンコに行かず、再起に向けて動き出されました。
実例 2.)高校受験生(中3)
生徒の中の一人を紹介します。
その子はバスケットボールの強い高校に進みたかったのですが、成績がそこまでいかず無理だと言われていました。
中学3年生の担任だった先生は、学活の時間を使って生徒たちに、お母さんに対する「愛の反省」をしてもらいました。
生徒たちはみんな感じ入っているようでした。
そして、その後にお母さんへの手紙を書いてもらいました。
その子の手紙の概要をご紹介します。
「これまで、お母さんがどんな気持ちで僕を育ててくれたか、わかったよ。
そう、あの時もそうだったよね。
僕が僕の不注意でけがしたのに、お母さんは『ごめんね、ごめんね』って言ったよね。
お母さん、ありがとう。
お母さんの子供に生まれてよかった。
僕、頑張るから。」
生徒が書いた手紙をPTAの時に、それぞれのお母さんに読んでもらいました。
みんな、泣かれたそうです。
その子は志望校に合格しました。
高校でも、部活に勉強に頑張っていたそうです。
※生徒たちは母親に確執があったわけではないです。
めぐみより、
この講習を受けたのは20年以上前なので、詳細を覚えているのはこの2つだけですが、数々の体験談を聞きました。
私はねぇ・・・どうだったっけ?自分の事はよく覚えていません。
みなさん好転されていかれましたね。
感謝した人も感謝された人もしあわせになってましたよ。
それを知った人たちが、「私にやって」、と言っていました。
感謝っていうのは、エネルギーかもしれないと思っています。
恨みが無くなるし、希望が持てるんですよね~。
心が平らになるし。
もう一つ取り組んだ感謝があります。
後日載せようと思っています、よろしくお願いします。