2018.04.20
家族3人で、私の実家に帰りました。
弟と義妹のHPをリニューアルするためです。
到着した時、オジイがすごく喜んでくれました。
その後も上機嫌!
ハイテンション!
まるで、3歳児!
母が夜中に言いにきました。
母「オジイが、興奮して、なかなか寝付かん!
(寝かし役の母は)
『もう、嫌や~!はよ、寝んやろか。』
と思っとったに、オジイが、起きだしたんやて。
ビニールをゴソゴソやり始めたもんで、うるさて、眠れんがね。
でも、そう思っとったら、
急に仰向けに、ドンと倒れて、そのまま寝てまったんやて。
ビックリしたわ。
頭が落ちたところが固かったら、死んどった!」
前年のタケノコ堀の様子です。
2018.04.21
親戚のおばあちゃんちにタケノコ掘りに行きました。
わけのわからない話を、繰り返すおばあちゃんです。
とても、明るくて優しいので、みんなに仏様と言われています。
もちろん髪型も似ているからです。
おばあちゃんちの裏山に、タケノコが生えているので、掘っては人にあげるんだそうです。
それでも、残ったものは、掘ってから捨てるんだと言ってました。
早く掘らないと、竹になっちゃうので、猶予はありません。
おばあちゃんちに着くと、まず、お茶をしました。
おばあちゃんは私たちのために、寒天を作っていてくれたんです。
おばあちゃん「食べなさい、食べなさい、この寒天、コーヒーと寒天なの。」
どこからか、ビビピー、と音がします。
弟「なんか、ピーピーピーって鳴っとるんやけど。」
おばあちゃん「この寒天、コーヒーと寒天なの。教えてもらったの。」
弟「なんか、ピーピーピーって鳴っとるんやけど。大丈夫?」
おばあちゃん「この寒天、コーヒーと寒天なの。教えてもらったの。おいしいから。」
弟「ねえ、ピーピーピーって鳴っとるんやけど。何の音?」
おばあちゃん「この寒天、コーヒーと寒天なの。教えてもらったの。おいしいから。」
弟「さっきから、ピーピーピーって鳴っとるんやけど。何の音?」
おばあちゃん「この寒天、コーヒーと寒天なの。教えてもらったの。おいしいから。」
弟「あの~、ピーピーピーって鳴っとるんやけど。」
おばあちゃん「この寒天、コーヒーと寒天なの。教えてもらったの。おいしいから。」
弟「なんでやろ?ピーピーピーって鳴っとるんやけど。大丈夫なの?」
おばあちゃん「この寒天、コーヒーと寒天なの。教えてもらったの。おいしいから。」
弟「ねえねえ、ピーピーピーって鳴っとるんやけど。どこからなっとるんやろ?」
おばあちゃん
「冷蔵庫の音だよ。
さっき開けたままにしてきたから。」
ループが、やっと、止まった!
コーヒー寒天は美味しかったのですが、つまようじで食べるのは初めてでした。
以前、ひじきを出してくれたのですが、やっぱりつまようじです。
どうやって刺せばいいのか、わかりませんでした。
おばあちゃんの話が変わりました。
おばあちゃん「ほうれん草、持っていって、大きくなっちゃったの。
ほうれん草、急に大きくなっただよ。温かいからね。
タケノコも急に大きくなったの。いっぱいはえてる。
そんなに、いっぱいとっても、すぐ食べないと美味しくないからね。」
私「冷凍したらまずくなるの?」
おばあちゃん
「冷凍して食べるの?
冷凍したらまずくなるから。
とりたてを茹でたの、
かっちゃん(←???みんな知らない)に
食べさせてあげたら、
こんな美味しいの食べたことないって!
でも、茹でて冷凍して、かっちゃんに送ってあげたら、
こんなおいしいの食べたことないって。」
娘「差がわからない。」
(冷凍はまずいと言っといて、冷凍は美味しいと言う!)
息子「最初に期待した話の流れと反対。」
私「式が違うのに答え一緒。」
私「この子(息子)かっこよくなった?」
おばあちゃん「は?」
私「この子かっこよくなった?」
おばあちゃん「何が?」
私「この子」
おばあちゃん
「急に大きなったね。
タケノコもほうれん草も、
急に大きくなっただよ。」
お茶が終わって、いざ、タケノコ掘りに。
おばあちゃんの山にはたくさんはえていて、一輪車に積んで、バケツにも入れても、まだ生えていました。
掘れるだけ掘るという事に、なりました。
弟は何度聞いても掘り方を理解できません。
周りの土を掘って取り除いてから、タケノコの一方に切れ目を入れて、そちらから、切れ目のない方に倒すのですが、
昨年から、何度言っても、理解できない。
昨年は言葉ではわからないという事で、実践に入りました。
その時覚えたはずなので、今年はできると思ったのですが・・・。
弟は、周りの土を掘ってから、タケノコを見つめていました。
弟「これから、どうするんやろ?
このタケノコ斜めにはえとるで、わからんのやけど。」
斜め?関係あるの?
去年から一緒に始めた、息子はたやすくできました。
タケノコ掘りは、体力使います。どんだけ掘っても、おばあちゃんちのタケノコは掘りきれません。
またもや、ループが始まりました。
弟「まあ、十分掘ったで、まあええで。
まあ、いいわ、こんなに食べきれんで、しまいにしよ。」
おばあちゃん「え?もう?まだいっぱいあるだよ。ほっほっほっほ!」
弟「まあ、十分掘ったで、まあええで。
こんなに食べきれんで、しまいにしよ。」
おばあちゃん「え?もう?まだいっぱいあるだよ。ほっほっほっほ!」
弟「まあ、十分掘ったで、まあええで。
こんなに食べきれんで、しまいにしよ。」
おばあちゃん「え?もう?まだいっぱいあるだよ。ほっほっほっほ!」
何度もこのループを繰り返した後、やっと、
おばあちゃん「じゃあ、明日、私が全部掘るわ。しまいにしよ。」
ループ終了!
おばあちゃん「まことさんはうまいけどテンパーちゃんはへたやで、
掘るのやめよって言っただよ、ほっほっほっほ!」
これも、何回も言っていました。はしょります。
食事の時、おばあちゃんは、ツナとお肉で煮たタケノコをご馳走してくれました。
ものすごくおいしかったです。
掘りたてのタケノコは、刺身にしても、美味しいのだそうです。
無農薬で有機栽培の、しかも、採りたてのほうれん草ももらいましたが、味が濃くて、とにかく美味しかったです。
都会では味わえない味でした。
でも、自然になれていないせいか、私たち3人は疲れました。
身体も痒くなりました。湿疹も出ました。
バテて、横になっていました。
こんなこともあるんですね。
でも、また来年、行きたいです。