親戚のお婆ちゃん(80を越えています)は、自分で作った無農薬のお米や野菜をくれます。とっても元気でスクーターに乗ってパートにも行っています。
精米して白米になったお米をくれるので、白米しかもらえないんだと思っていました。
でも、ある時、精米していない玄米をくれました。
実家は健康志向なので、ほとんど玄米を食べています。
だから、今度から玄米をもらおう!という事になりました。
お婆ちゃんに、
義妹「皆、玄米が食べたいっていうから、玄米でください。」と言うと、
お婆ちゃん
「え?玄米?玄米なんか美味しくないよ。
ついてきて(精米しての意)あげるから白米食べなさい。
あの~、3合炊くときは水を3合の線のちょびっと上まで入れるの。
そしたら、それはそれは美味しくなるから、そうやって食べなさい。
ホッホッほっほっ。」
しばらくして、
義妹「でも、皆玄米が食べたいっていうから、玄米でください。」
お婆ちゃん
「え?玄米?玄米なんか美味しくないよ。
ついてきてあげるから白米食べなさい。
あの~、3合炊くときは水を3合の線のちょびっと上まで入れるの。
そしたら、それはそれは美味しくなるから、そうやって食べなさい。
ホッホッほっほっ。」
また、
義妹「でも、皆玄米が食べたいっていうから、玄米でください。」
お婆ちゃん
「え?玄米?玄米なんか美味しくないよ。
ついてきてあげるから白米食べなさい。
あの~、3合炊くときは水を3合の線のちょびっと上まで入れるの。
そしたら、それはそれは美味しくなるから、そうやって食べなさい。
ホッホッほっほっ。」
後日、
義妹「でも、皆玄米が食べたいっていうから、
玄米でください。」
お婆ちゃん「え?玄米?玄米なんか美味しくないよ。
ついてきてあげるから白米食べなさい。
あの~、3合炊くときは水を3合の線のちょびっと上まで入れるの。
そしたら、それはそれは美味しくなるから、そうやって食べなさい。
ホッホッほっほっ。」
いつも、同じ答えと同じ笑い。何度繰り返したことやら。
もう、見事としか言いようがありませんでした。
てごわい!
玄米くれ~!
こちらも諦めません。
だから、しばら~くして、会った時に、また頼みました。
義妹「皆玄米が食べたいっていうから、
玄米でください。」
お婆ちゃん
「え?玄米?玄米なんか美味しくないよ。
ついてきてあげるから、白米食べなさい。
あの~、3合炊くときは水を3合の線のちょびっと上まで入れるの。
そしたらそれわそれは美味しくなるから、そうやって食べなさい。
ホッホッほっほっ。」
あかん!
どうなっとるんや。
なんでおんなじ言葉なんや!
しぶとい!
ある日、義妹にお婆ちゃんから電話がありました。
おばあちゃん
「お米を 白米についてきたから、
取りにいらっしゃい。
あの~、3合炊くときは水を3合の線のちょびっと上まで入れるの。
そしたらそれはそれは美味しくなるから、そうやって食べなさい。
ホッホッほっほっ。」
また、同じフレーズ、同じ笑い。
みつ&私
「白米にしちゃったんだ!
ついに出た。
絶対に白米食べさせようとしとる。」
みつ「何でついてきたの?
皆、玄米食べたいんやで、玄米くれればいいがね。」
それでも、まだまだ、こっちも諦めません。
こうなったら、粘りまくります。
言い方を変えてみました。
と言っても「すいません」を付け足しただけですけど。
私「すいません、皆玄米が食べたいっていうから、玄米でください。」
と言うと返事が変わりました。
お婆ちゃん
「あげない!」
お婆ちゃん
「え?玄米?玄米なんか美味しくないよ。
ついてきてあげるから白米食べなさい。
あの~、3合炊くときは水を3合の線のちょびっと上まで入れるの。
そしたらそれわそれは美味しくなるから、そうやって食べなさい。
ホッホッほっほっ。」
私&みつ
「でた~!
またや~!おんなじや~!」
お婆ちゃんは付け加えました。
おばあちゃん
「玄米なんか
食べると、
この子みたいに
顔が黒くなるから。」
なんでこんな嘘までついて
白米に執着するんや!
みつ「ほんならしょうないで、
玄米買ってくるわ。」
節約家のおばあちゃんは、
お婆ちゃん
「買うって?
あかん、あかん!
ほんなら玄米あげるで。
買わなくていいから。」