次にやっていただきたいのは「知恵を得る」ということです。
言葉に真心をのせて届ける、と申しましたが、その言葉自体がとても大切なのは言うまでもないことです。
ご主人の悩みを解く言葉自体を差し上げなければなりません。この言葉は知恵を有することが多いです。
知恵は今すぐ得られるものもあれば、長年取り組まなければ得られないものがあります。
すぐに知恵を得る方法は、良書を読むこということです。
知識だけで解決できる問題の場合は読むだけでいいのでネットでも情報を収集して解決できますが、心の問題の多くは知恵で解決しなければならないと思います。
良書を読んで知恵を得る、というほかに、経験や体験から得られる知恵があります。これは時間がかかります。
一生懸命生きている時に気づきがあります。この気づきが知恵と同じものだと思います。この知恵を得るために役に立つのが、良書から得た知恵や経験して得た知恵です。この知恵は一生懸命生きていればいるほど、得られると思います。
一生懸命生きて知恵を得るためには夢や目標を持つといいと思います。安易に叶えられるようなものと、すぐには手の届かないような大きなものもあるといいです。ただし、叶うはずがない、と思ってしまうものならNGです。
一生懸命生きても失敗する時はあります。失敗した時のほうが成功した時よりも、もしかしたら知恵を得られると思うので失敗前より、失敗後のほうが、同じ問題にぶつかったときに勝てる可能性が高くなると思います。
読書は素晴らしいです。特に良書は素晴らしいです。知恵が詰まっているからです。経験から得る知恵より圧倒的に量も質もすごいと思います。
そして読書は知恵を得られるだけではなく、心を豊かにします。
参考までにですが、心を豊かにしたい時に、疲れていた時に読んでいたのは、「こころのチキンスープ」1.2.3.刊 です。短編が編まれているので、楽ですし心の栄養が得られました。
総括ですが、ご主人を救うためには、
ご主人が抱えている問題や悩みを解く知恵が必要です。
そして深い愛が必要です。
そして、自分を顧みて、教訓を得ることや素晴らしいところを知ることが大切です。
そして、心を磨き、ステップアップすることが大切です。
つまり、「自分自身を高める」ということだと思います。
高めている中であなたは気づくと思います。ご自身が一番幸せを感じているということを。
そして、ご主人だけではなく多くの人々を幸福にする強い力となっているということを。
全てを完璧にやろうとすると厳しいので、マイペースでやってくださいね。
頑張ってくださいね。
このように取り組んで生きてきました。振り返って思うことを記します。
私はこんなやり方で幸福を創ろうとしてきました。でも幸福は創るものなのでしょうか?掴むものなのでしょうか?それも正しいと思いますが、自分の心を動かして得るということに偏ってしまったので、今は対極の自然体で幸福になりたいと思います。つまり受け身で与えられて幸せになりたいと思います。できるかどうかはわかりませんが、努力することに疲れてしまったのです。対極で幸せになったら、この二つを使い分けていきたいと思います。
自力で問題解決をすることに主眼をおいて生きてきましたので、人を頼ることがまるで悪い事のように思いできませんでした。そしてストイックになりすぎて、まるで戒律に縛られているようでした。これも偏っていたのです。まだなかなかできませんが、ヘルプを出していきたいと思っています。そしてこれも両極を使い分けようと思っています。
悩みは感情を使ってしまうと頭の中でグルグル回るだけで解決しないと思うので、 悩みそうなことを私はテーマととらえて、分析して一つ一つを解決してきました。
感情を抑えてきたのです。また、心のコントロールをして理想の自分になろうとしてきたので、複数の本音を見ようとしませんでした。
ですから本音の願いを選択できなかったのです。満たされない思いをどこかで感じていたと思います。
少しの間、感情と本音重視で生きてみようと思います。そしてある程度できたら両極で行きたいと思います。
読んでくださってありがとうございました。 (完)
本音は複数同時に存在すると思います。例えば遊びたいから勉強したくないという本音と、資格を取りたいから勉強したいという本音。私は難しい方を取りなさいと教えられていましたので、感情を捨てて理性的なほうだけを選択してきました。
これは、ここぞという時には正解かもしれませんが、平時においては間違っていると今になって思います。
満たされない思いを抱くというのは、その時の感じ方だけではなく、私は感情が少ないのでここまでやっても大丈夫と他人がみなすことがあるように思いました。
満たされない思いを抱くと同時に傷つきました。傷つく感情は除去できないものですね。傷ついても抑え込んでいたので悪循環に陥ったのだと思います。
対極の生き方をすることは難しいと思っていましたが、やり始めたら結構うまくいってるみたいです。それにとても楽で楽しいし、私自身の持っていた個性が蘇ってきたと思います。自分に厳しい生き方をしたことを通して自分も他人も幸せにする一部分の力がついたのではないかと横柄ですが思います。
だから対極の感情と本音重視で生きるという中で違う幸福のなり方を知ることができるのではないかと思います。
それと、この順番がいいのではと思っています。
ある程度自分を練った後での自由というのが失敗しないのではないかと思うのですが・・・・。
これらの反省も取り入れて、上記の手紙を書きました。
2017.03.24
【追記】
「人生に起きる全ての事は意味のあることです」、と学んだことがありますが、まさしくそうだと思いました。全ては自分を成長させてくれる出来事なのかもしれません。そして幸福になるための学びなのかもしれません。
今現在与えられていることを感情的に思うのではなく、この視点を持って、どんな意味があるのかと考えていました。全体像を俯瞰してみることができますし、客観視できました。渦中にいる時は客観視できなくて堂々巡りをしてしまいがちです。そうすると脱出したり解決したりすることが困難になると思います。
意味が見つかった時は苦しい思いのレベルが下がりました。しかし、その時には意味がわからず後になってわかることがありました。
でもこれは無駄ではないのです。意味を知るということは気づきを得るという事です。この時幸福感を味わうことが多かったのと、意味をしることで他の事象に対しても認識力が増えました。そのパワーが発掘できたのかもしれません。
渦中にいてもがいている人は、一度この違う視点で考えてみたらどうでしょうか。
2017.07.11