2018.01.30
親子3人で中野ブロードウェイに行ってきました。
初めて行くので、子供たちと離れないようにしなければと思いました。
なんせ、超ド級の方向音痴だからです。
だから、必死に息子の後ろついて行ったのです。
少し行くと、なぜか前にいるはずの息子の声が、背後から聞こえました。
振り返ると、駅の近くの旅行のパンフレットを子供たち二人で見ていました。
(ほんなら、誰について行ってたんだ!)
と思って見てみると、息子とは似ても似つかぬ、オヤジでした。
やっべ~!
変なとこ行くところやった!!!
ランチパスポートを使い、私と娘はタコライスのお店へ。
息子は焼き肉のお店に行きました。
私と娘は、タコライスのお店へ。
タコライスのお店は2回くらい角を曲がらなくてなりませんでした。
食べ終わったら、ブロードウェイの出口で待ち合わせです。
ランチパスポートなので、500円。
めちゃくちゃ美味しくて、食べきれない量で、満足満足!
半分くらい食べた時に、飲み物が運ばれてきました。
娘は食べ物関係の感覚がおかしいんです。
こんな感じです。
先日の記事です
紅茶についてきたお砂糖を持って、
娘「ふりかけたら違う味になって美味しいよね。
やってみよ~!」
当然タコライスに振りかけるんだと思ったら、紅茶に振りかけていました。
私「まともなことも、するんや~!」
食べ終えたので、待ち合わせ場所へ、
私は自信を持って違う道を歩いていきました。
娘「ねえ、なんか違わない?
来たときのお店ないよ。
なんで、この道歩いてるの?」
私「だって、足がこっちに向くんだもん。」
グーグルマップを見ながら、
やっと待ち合わせ場所に着きました。
でも、
私「もうちょっとで、
待ち合わせ場所につくね。
ここ、ずっとまっすぐだよね?
急げ!」
と言って歩いて行ったら、
後ろの方から声が…。
娘「行かないで。
ここだから。
もうついてるから。
見えてるでしょ。
通りすぎちゃダメ!」
みごと、会えました。
3人ともお腹いっぱいなんですが、白桃と生クリームのソフトクリームが食べたくて、Sサイズを3人で食べることにしました。
私が持って娘に食べさせてあげました。
鼻に押し付けてやったら、
嬉しそうに笑いました。
同じように息子にやろうとしたら、
息子「自分で持って食べる」と言いました。
次に私が食べたのですが、
私「あかん!」
息子「え?もう食べないの?」
私「歯にしみて食べれない。
ぬるくなったら
食べるわ!」
娘「ぬるくならないから!」
3人ともお腹いっぱいで食べれなくて、でも捨てるのがもったいないので、最後は私が食べました。
持つところに紙が巻いてあったので、
はがすの、めんどくさいから、
紙ごと食べました。
息子「紙は、はがして食べるんだよ。」
娘「紙は食べれないから。」
息子「食べちゃダメだよ。」
娘「ねえ、なにやってんの。」
私「噛んどる」
息子「ダメだって、出して!」
仕方なく口から出して息子に渡そうとしたら、
息子「気持ち悪りー!」
と言って逃げました。
娘「あ~!
その紙、ポケットに入れないで。
汚いから、ゴミ箱に捨てて。」
私「ほんなら、これ、捨ててきて。」
と、また息子に差し出すと、
息子「汚ね~!」
と、また逃げていきました。
私「あんたらの
うんこ触っとったで、
こんなもん
汚くねー!」
その後、仕事をするためにカフェを探しました。
カフェがいくつもあったので、
息子「めぐちゃん、こっちのカフェがいい?
それともあっちがいい?」
私「私は、
アイスコーヒーがいい!」
娘「私は、ミルクティーにしようかな?」
息子「僕は、エスプレッソ。」
なかなかお店が決まりません。
やっと、お洒落なお店に入ったのですが、椅子の片方がテーブルと同じ高さで、座りづらい。
私が座りづらい方に座りました。
娘と息子をまともな席に座らせました。
娘と息子は隣同士です。
しばらくして、息子が、
息子「めぐちゃん、
姉さんと代わっていいから(笑)」
子供たち2人はその言葉に笑っています。
娘「何で、めぐちゃんは、
笑わないの?
まことが、私の意志を確かめないで、
私の事、勝手に悪いように決めたんだよ。
ここ笑うところなんだけど。」
人の意志に関係なく、勝手に、不利になるように決めるのは、ありえない事だと芯から思っているので、冗談だとしか思えないのでしょう。
これが、人間としての正しい感覚だと思います。
この子たちが、その感覚を持っていてくれて、とても嬉しいと思いました。
私の意志に関係なく、私の事を勝手に決め、辛い思いをさせても、私の気持ちには全く関心がない…主人にそのような接し方をされてきました。儒教の考え方なのでしょうか。下位とされている私の人権はありませんでした。
家計図の上の人が偉く、男女では男が偉い。
下位のものは、かしずくのが当たり前、服従するのが当たり前としていたようでした。
本当に上位になりたければ、人を従わせたければ、
人間性、みんなを幸せにする能力、徳力、経済力、感化力、魅力、こういったものをつけてるべきだと思います。
そのような実力がある人を人は尊敬し、見習いたい、信じて付いていこうと思うのです。
中身のない形だけは無理です。
仕事でも家庭でも、それらが低い人の下で生きるのはストレスです。苦しみです。
よかった、この子たちは正しい感覚を持っている。父親の影響が及んでいない。
「人の尊厳や人権を
軽視するなんて
ありえない!」
とわかっていると思い、
嬉しかったんです。
ここがずれると、相手も自分も不幸になる。
よかった。
子供たちが、
ここをちゃんと理解している、ブレていない、
と知ることができた、とても、いい1日でした。